雇もれびの会

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雇もれびの会のブログ(働く精神障がい者 自助会@名古屋)

本日10/6に予定していた語る会は中止 (土, 06 10月 2018)
本日10/6に予定していた語る会は中止します。申し訳ありません。
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精神科教授との対話セミナー2018 (日, 23 9月 2018)
兼本先生セミナー 2018年5月 2018年5月19日の土曜日午後2-4時。 名古屋市西区コミュニティカフェかかぽ。 参加費3,000円。 兼本先生は、愛知医科大学の精神科教授で、てんかんの治療では世界的権威です。 自助会にも理解が深く、雇もれびの会とは2016年の健康セミナーから講師を毎年お願いしています。2017年はウインクあいちで65人以上の大人数でのセミナーでした。今年は質疑応答をより身近に濃密にしたいという方のために少人数制セミナーを開催しました。 兼本先生への質疑応答は、以下の通りです。 まず、イントロダクションとして、ドーパミン経路が機能しすぎると幻覚・幻聴が起こる。ドーパミン経路が働きすぎるのを抑えるのが、統合失調症の薬です。てんかんや他の病気でもドーパミン経路が働きすぎることはあります。 なにか質問はありますか? Q1、個人的なことですが、私は統合失調症で薬(略)を飲んでいます。この薬で大丈夫ですか? ドーパミン経路を抑える薬は山ほどあるが、それぞれ飲み心地がある。強い弱いは、似たようなものだ。量の問題だけで、足りないと効かない。多いと具合が悪い。一つ一つの薬は副作用が違う。太る、筋肉が固まる、舌が痺れる。などの副作用が違ってその飲み心地だけです。どの副作用が一番我慢できるかということ。副作用がない薬はない。他の人には分からない。統合失調症の大事なのは、お薬を止めると3-6か月で6-8割が再発すると言われている。薬を飲み続けることは大事。 デパスは週に2回なら依存にならない。間を空ける。4回だと抜くときにたいへん。 ありがとうございました。 Q2、アスペルガーの診断を受けている。コンサータを飲んでるがADHDの薬のようだが、アスペルガーでもいいのか。 アスペルガー、自閉症スペクトラム障害の本質にはコンサータは効かない。ADHDやADDやいろいろある。DCD発達性協調運動障害Developmental coordination disorder。不器用なひとっていうのもあるね。みんな得意なことと不器用なことがある。みんなスペックがちがうのと同じで、いちいち病気、障害と考えていたらきりがない。衝動性があるから新しいことがおこる。アメリカ大陸が発見されない。ASD、実験など1000回やって一回成功するようなノーベル賞級の発見はASDの人ができる。普通は100回ぐらいで飽きる。人の気持ちが分かりにくい。普通は人の顔をみれば、機嫌がいいとか悪いってすぐわかるが、ASDにはわからない。DCDは脳で考えることが影響して跳び箱とかがだんだんできなくなる。私も小学生のときDCDだった。私も小学生のとき跳び箱ができなくてすごく大変だった。でもそれは跳び箱がない社会なら全然問題ない。 統合失調症とは大きく違う。統合失調症はドーパミンをクールダウンする必要がある。ADHDでもストレスで一時的にドーパミンが高まることもある。それは一時的なもので、続かない。 イメージ 1 Q3、発達障害にソーシャルスキルとかの適合のトレーニングが必要か? 考え方は二つある。一つはトレーニングして自分が社会に近づく。もう一つは自分にあった社会を探す。例えば研究職なんてASDの人ならではの職。トレーニングも大事だけど、自分に合ったところを探すのがもっと大事。変わりたくてもうまく変われないことがある。自分にあった職を探すのがすごく大事だと思う。 Q4、略 幻聴が聞こえると相談された。 どんな幻聴? 悪口。 どんな時。 それは分からない。統合失調症の急性期かと思った。もともとの精神科にも通院していた。薬を処方された。 薬の名前は? 多いので。 統合失調症の薬は二種類入ってますね。これば、統合失調症、睡眠薬、抗うつ、抗てんかん。ニュアンス的にふりかけ的に使うもので、主剤でないものもある。主治医がなにをしようとしてるかが分かる。イライラしている攻撃性を抑える薬。鎮静の効果。統合失調症の薬でも、この量なら鎮静を狙っている。処方の裏の意図を解説。幻覚を抑えることではなく鎮静、暴れている人を抑える薬。暴れてない人が飲むと眠くなる。統合失調症の薬ではない。15-30歳が統合失調症の発症期。幻聴はいろいろな状況でも起こり得る。低血糖の影響でも起こり得る。 Q5、略 Q6、略 Q7、精神科の付き合い方。 入院は1か月が目安です。総合病院は主治医はよく変わる。総合病院は精神科は少なくなって、やっているのは大学病院だけ。日赤も精神科の外来は止めてる。 Q8、児童精神が担当主治医だが、どうなのか? 児童精神はすごいレアもの。どうやって出会っていいかわからないぐらいレア。 この先、10,20年たつとどうなるとどうなるか心配。 それはその主治医と相談すべき。ながく付き合っている主治医ならその先の主治医も当然考えている。主治医が70歳過ぎたらそろそろ主治医を変える相談をすべき。80歳では、脳の機能が衰えるので転院を考えるべき。そこまで付き合える主治医と出会えたのはいいこと。 Q9、ソーシャルトレーニングをやっている病院と掛け持ちはどうか? 問題ない。SSTやケースワークをやりたいので病院を掛け持ちしたいと主治医に相談するのは問題ない。むしろいいこと。全部のサービスを一つの病院でやってるほうが少ない。だいたい分業してる。なんのためにどうしたいか言うことが大事。 Q10、精神科との付き合い方、すごく待たされすぎる。いやになるぐらい待たされる。 どうすればいいかの解決策はないが、海外の例を紹介する。英米とも待ち時間もないし時間もたっぷりとってくれる。イギリスもアメリカも待ち時間がない。 アメリアはお金を山ほど払えば、時間が買える。アメリカはお金がなければ、診てもらえない。 イギリスはお金はそんなに高くない。診察の間隔がすごく長い。病院にいっても診察はすごく先になる。6か月後に診てもらうぐらい。 日本のようにやすいお金でたくさん診てもらうというシステムでは待たされるのはしょうがない。調子が悪ければいつ来ても診てもらうのは日本独自。私は寄合講のように必要ないときは時間を分けてもらう。必要な時に自分の時間を作って融通しあう。 ドクター先生じゃなくて簡易な診察はないか? 医療制度が認めてない。看護師さんに会うだけでは点数が取れない。けどすごくいい考え。合理的でウィンウィンだから、看護師に会うだけで点数が取れるように患者会から働きかけるべきだ。 私はすごく早い。5秒診察もある。必要な人のために時間を分けてあげてね。という意味。時間がかかる場合は午後まで待ってもらう。それが待てない場合もある。 傾斜配分にしてる。ポンポンと診て帰ってもらう。AIみたいにパパッと見てる。ただし、すぐに帰っちゃダメという人には声をかける。顔を見れば調子がわかる。一時間はだいたい待ってもらう。 電子カルテは分業してる。4人ぐらいでチームでやって書類関係を任せている。いいことがどうかはわからないがチームでやっている。 精神科もやることは増えた。摂食障害や妊婦の精神科の疾患、妊娠した時だけの急性精神病がある。それもすごく大事な仕事の一つ。 Q11、健康のためにいいこと。健康になるために気を付けること。 つまらないことのように思うが、健康のためには規則正しい生活リズムが大事。できたら、朝起きる時間をそろえて、夜12時までに寝る。そうすると簡単には崩れない。 仕事で夜勤する場合。 大問題だね。人間にはメラトニンという体内時計があるので朝起きて12時までに寝るのが自然。夜勤は不自然で健康的でない。看護師さんも夜勤があって若いうちはいいけれど50歳になるとほとんど場合無理ができなくなる。すごく健康な人なら夜勤もできる。 睡眠が一番大事。次は少しの運動。運動は週に4日の40分のウォーキングか二日の20分の水泳ぐらいが目安。 テニスぐらいの運動なら20分、2日ぐらいでいい。普通はウォーキング。4日は必要。運動のしすぎもよくない。野球選手も疲労骨折する。マラソン選手も老化がはやくなる。 入院中の運動は精神的なリクレーションもあるが、うつ病などで本格的に動けないと、血栓ができて困る。体重が重いと膝に負担がかかるのでプールがいい。 Q12、趣味がない。 興味がすくなくてデイケアも合わない。退院したあとの過ごし方。食にしか興味がない。 パチンコでも家でくすぶっているよりはいい。経済的に問題ないならばいいと思う。 Q13、加齢によって精神科の薬はへらせるか? 人による。ジプレキサで2.5ミリは少なすぎる。晩期完かいっていうのもある。2割は飲まなくてもよくなる。2割はずっと薬が必要。6割は薬は減るが続けることが必要。 Q14、身体的、精神的、経済的に健康になるために医者ができること。 病気がなくなることは幸せになることではない。病気が幸せを阻害することはあるが、幸せになることを医者がいうのは僭越。人生観というのもある。こういう風にしたいですという人生観が大事。 Q15、就労することでプラスに働くことはあるか? 就労はすごく大事。かなり積極的に関わっている。社会のほうが歩みよらなければならないこともある。歩み寄ってと待っていても始まらない。お見合いのように機会があれば、自分を変えたりしなくても働ける場所はあるかもしれない。それを探すのが大事。 自分で稼いだお金を使うのは気分が違う。喧嘩になれば親はそれは俺の金だろうという。三千円でもいいから自分で稼ぐお金を持つのは大事。 Q16、リフォーム業で現場体験しているが、特性があって一般の人が嫌がる仕事で一生懸命やってくれる人もいる。思いを持っている方とのマッチングがあれば就労はうまくいくと思う。 それは私も思う。僕のメッセージはいろんな人がいていろいろあるので、すこしうまくいかなくなってもがっかりしないでほしい。 私もDCDやADHDがあると思うが、だれでも特性がある。特性があるから全部だめや全部いいというのもよくない。障害がある人にもいい人も悪い人もいる。どこの業界でも同じ。あたりまえ。たくさんの人とかかわると、それがよく分かる。 Q17、強い個性の人、発達障害とうつ病と統合失調症は重なるか?? 重ならない。統合失調症はお薬で簡単に治る。薬を飲むと何ともない。薬をやめると三か月ぐらいで悪くなる。例えば裸足で駆け出して悪さする。その治療に数か月かかる。その間、人間関係の距離感がまったくとれなくなってしまう。 Q18、二次障害でいう人がいる。 まあまあいる。なんにもない人も二次障害があるひともどちらもいる。統合失調症も人によって全然違う。その人の統合失調症はどうかという点を見なくてはいけない。 Q19、統合失調症の遺伝は? 遺伝はあるが、すごく高いわけではない。メンデル型の遺伝は片方の親が病気だと25%が遺伝する。統合失調症はメンデル型ではない。すこし高い程度。 Q20、障害者手帳を返す場合はあるか? 50歳を超えると20%ぐらいは晩期かんかいがあるので、手帳を返すこともある。 Q21、生活や環境の変化は統合失調症のリスクは? 生活上の変化。環境の変化はリスクになりうる。リスクはあってもかえなくてはいけない時もある。 Q22、こぼしてしまう。障害と関係あるのか。 薬のせいでてが震える。それはさらっと流して、できたことをしっかり褒めることが大事。 Q23、グループホームじゃないみんなで住める障碍者のシェアハウスはどういう見解か。 シェアハウスはしっかり人を見ないといけない。よく見ることがすごく大事。合わない方もいる。監督者や仲裁役が必要な場合もある。難しいと思うのは申し込み順入れてしまうのではなくて、しっかり見て、いくつかのシェアハウスを持って様子を見てから決めるべき。 一人暮らしはすごく大事だけど、工夫が必要。グループホームから段階がいる。明らかに大丈夫な人もいる。親への依存が病気に影響してる場合もある。 障害のある人をあつめるよりも普通のシェアハウスに障害のある人もいう方が簡単。障害のある人を集めるよりも、そっちのほうがいい。 Q24、略 以上です。ありがとうございました。
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